カナダの語学学校選びに絶対失敗しないための7つのポイント

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カナダ留学の専門家が教える
語学学校の選び方

「自分にあう語学学校が分からなくてお困りのお客様へ」

カナダにはバンクーバーやトロントをはじめ、カルガリーやビクトリア、ウィニペグ、ハリファックスなどの各都市にたくさんの語学学校がありますが、留学会社の学校紹介や語学学校のHPを見るだけでは分からないことがたくさんあります。理由は語学学校のよい点だけが紹介されていて、これから語学留学をするお客様が本当に知るべき情報が書かれていないことが多いためです。そのため、「自分で色々調べたけれど、結局どの語学学校が自分に合っているのか分からない」という状況に陥るお客様もたくさんいらっしゃいます。

自分にぴったりの語学学校を選ぶには、お客様の留学期間や現在の英語力、目標とする英語レベル、予算、達成したいこと(資格取得・進学など)などを総合的に考え判断する必要がありますが、実はいくつかのポイントをしっておくだけで絞り込みがしやすくなります。

ここでは「カナダに語学留学して真剣に英語を学びたい/カナダ留学でスキルアップして将来の就職に活かしたい」という方に、語学学校の違いや学校の選び方を知っていただくためのポイントを紹介しています。読み終えていただくと、語学学校選びで失敗しない知識がつき、カナダで夢を叶えるための最適な学校が分かるようになります。

カナダの語学学校選びに失敗しない7つのポイント

1:留学の目的・目標で選ぶ

「英語初心者だから英語の基礎からスピーキングまで総合的に学びたい」「休学留学なので帰国後の就職に役立つ留学にしたい」「ある程度、英語の基礎力はあるので英会話を集中的に伸ばしたい」「長期留学なので英語の資格やビジネスコースも取りたい」という風にお客様によって留学の目的や目標は異なります。

自分にあった学校を選ぶためには、現在の英語力や留学期間、予算、留学目的を総合的に考え、自分自身のゴールにより近づける語学学校を選ぶことが重要です。そのためには「帰国する時にどんな自分になっていたいのか?」「目標達成のためにはどんな留学にすべきか?」を考えながら、語学学校で提供されているコースを確認することが大切です。カナダ留学中に英語力の向上+資格も取得して帰国したい場合は、英語資格コース(IELTS/TOEFL/ケンブリッジ英検/TOEIC)・ビジネスコース・英語教授法コース(TESOL)があるか、英会話力を伸ばしたい場合はスピーキング集中コースが提供されているかチェックしましょう。

2:学校のサイズで選ぶ

カナダの語学学校は大きく分けて「大規模校」と「中規模校」に分けることができます。以下は大規模校と中規模校の特徴と共通点になりますので参考にしてみてください。

*大規模校の特徴

:全校生徒数=400名~
:1クラスの平均人数=12~15名
:国籍のバラエティー=世界各国から留学生が学びに来ており非常に豊富

*中規模校の特徴

:全校生徒数=100~400名程度
:1クラスの平均人数=10名前後
:国籍のバラエティー=大規模校ほど多くはないですが、世界の各エリア(ヨーロッパ・南米・アジア・中東・アフリカ)から留学生が学びに来ています。それぞれのエリアにある国のバラエティーが大規模校に比べると少し劣るという風に考えるとイメージしやすいです。

*共通点

:各都市の中心部に立地
:日本人スタッフ勤務(田舎の場合、一部日本人スタッフのいない語学学校も)
:レベルがあがれば資格コースやビジネスコースも提供
:放課後や週末に有料無料のアクティビティを開催

「大規模校」と「中規模校」のどちらが良いということは一切なく、自分の性格的にどちらの方が「勉強しやすそうか」「自分に合っていそうか」でという観点で考えると、語学学校選びに失敗しにくくなります。

3:語学学校の日本人率で選ぶ

留学エージェントの立場でお伝えさせていただくと、語学学校の日本人率が15%未満であれば「少ない」、16%~19%であれば「平均」、20%を超えると「多い」と感じます。カナダの各都市にある語学学校の日本人率は16%~19%のところが多いですが、学校を選ぶ上で日本人率をとにかく重視したいという方は、上記の数字を参考に留学会社のホームページをチェックしたり、無料相談を利用して質問してみるのが近道です。

ちなみに夏休みや春休みは短期留学生が入学してくるので、一時的に語学学校の生徒数や日本人数が増加します。

4:専門学校を併設している学校を選ぶ

語学学校の卒業後、カナダの専門学校への進学もお考えの場合、専門学校を併設している語学学校を選択するとよいです。以下の点を知っておくだけで、無駄な時間や留学費用のロスを抑えることができます。

語学学校と専門学校が併設されている学校

・カナダへの渡航前に語学学校と専門学校の入学手続き・ビザの申請がまとめてできる
・語学学校卒業後、時間のロスなく専門学校へ進学できる
・カナダで専門学校用の学生ビザ申請をする必要がなく余計な手間・費用がかからない

語学学校と専門学校が併設されていない学校

・渡航前には語学学校用の学生ビザの申請しかできない(6カ月以上の就学の場合)。
・語学学校の就学が6カ月未満の場合、観光ビザでカナダへ入国し、専門学校用の学生ビザをカナダ国内で申請することもできるが、学生ビザの原本はカナダ・アメリカの国境まで取りに行かなければならない。
・語学学校卒業後(または卒業間近)に専門学校の入学手続き→学生ビザ申請の手続きが必要になるため、語学学校の卒業日から専門学校の入学日まで数か月ほどあくこともある。
・日本に一時帰国して専門学校用の学生ビザの申請をすることも可能。ただし、航空券の費用が余分に必要。
・学生ビザの延長申請の手間やビザ申請料が余計にかかる。

もし語学学校の卒業から専門学校入学まで1カ月~数か月の期間が空く場合、カナダに滞在する場合、生活費(約15万円/月)もかかりますし、その間、就労することはできません。日本へ一時帰国して学生ビザの申請をする場合も往復の航空券費用がかかるので金銭面で大きなロスになるので覚えておきましょう。

このほか、専門学校に進学する方法としてはパスウェイプログラムを提供する語学学校を利用するという方法もあります。パスウェイとは語学学校が規定する英語レベルを修了すれば、提携する専門学校やカレッジ・大学に進学できるプログラムのことです。このプログラムを利用して専門学校への進学を実現することもできますが、上記のように別々の学校になるため、カナダ国内で専門学校への入学申請や学生ビザの申請が必要になります。

|参考:カナダ専門学校留学

|参考:カナダパスウェイ留学

5:留学費用で選ぶ

留学費用をとにかく安くしたいという場合、ノバスコシア州のハリファックス・マニトバ州のウィニペグ・ブリティッシュコロンビア州のパウエルリバーのような小都市・田舎方面の語学学校を選ぶとよいです。小都市・田舎エリアにある語学学校は、バンクーバー・トロント・ビクトリア・カルガリーにある語学学校に比べて授業料やホームステイ費用が少しリーズナブルだからです。

ただし、小都市や田舎エリアは留学生の数が限られることから語学学校自体の選択肢が非常に少なくなるので、自分にとって優先順位が高いのは何かをしっかり考える必要があります。

一方、バンクーバーやトロントの語学学校は大規模校・中規模校に関係なく留学費用にそれほど大きな差はありません。これらの街には語学学校がたくさんあり、競争も激しいため料金面での差がつきにくくなっているためです。

|参考:サポート無料の留学会社より費用を安くする方法

6:学校の選択肢が多い街で選ぶ

有名で実績のある語学学校はトロントやバンクーバーに集中しており学校自体の数も他の都市に比べ圧倒的に多くなっています。そのためこれらの街にある語学学校は生徒獲得のための競争も必然的に激しくなるため、日々、授業のクオリティーをあげるための改善を行っています。このような競争があるため同じ町の語学学校の場合、授業料やホームステイ費用の留学費用で大きな差が出にくくなっているという側面もあります。

フランス語を学ぶならケベック州

「フランス語圏で生活しながら英語を学びたい」「カナダでフランス語を学びたい」という場合は、フランス語を第一言語にしていてカナダで最もお洒落な街ともいわれるケベック州のモントリオールがおすすめです。
ただし、ケベック州で6カ月以上の留学をする場合、学生ビザの申請前にCAQの申請が必要になります。CAQの手続きはオンラインで申請をした後、必要書類をケベック州の指定機関へ郵送しなければならならず、この手続きだけで1カ月以上かかることもあります。そのため、カナダ留学の渡航予定日から逆算して4カ月前にはCAQの手続きを開始できるようにしておくことをおすすめします。

まとめ

目標をもってカナダ留学する方にとって留学プランや学校選びはとても大切です。安易に語学学校や留学プランを決めてしまうと、カナダに行ってから失敗に気付き、限られた時間やお金が無駄になる可能性もあるためです。カナダ留学の専門エージェントであるFSS-Osakaでは、お客様のご希望条件やご予算、帰国時の目標に応じて専門家が最適なご留学プラン・語学学校をご案内しています。カナダでの語学留学を「自分の夢を叶えるための充実した時間にしたい」というお客様は弊社の無料相談をご利用ください。

このページの作成者
森川篤史(FSS-Osaka代表

アフリカ・南米での一人旅を経てオーストラリアに1年留学。カナダ生活3年。バンクーバーの工科大学BCIT卒業後、現地の語学学校勤務。2009年にFSSグループの日本支社FSS-Osakaを設立し現在に至る。

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